5月25日（火）Ankerは、新たな独自技術「Anker GaN Ⅱ」を発表し、その第一弾製品となるUSB急速充電器「Anker Nano Ⅱ 45W」を本日より販売開始しました。
近年のモバイル機器の進化とそれに伴う充電ニーズの多様化を背景に、Ankerは2018年秋、世界に先駆けて次世代パワー半導体「GaN」の充電器への採用というイノベーションを発表しました。従来のシリコンよりも大きな電力をより効率的・安全に供給でき、かつ小型化も図れるGaNを用いた充電器はその後、次世代充電器の一つのスタンダードとなり、2020年だけでも出荷数は全世界で累計2000万個以上に上がると見られています。その発表から約2年半、Ankerは手を緩めることなく充電器の進化と向き合い続け「Anker GaN Ⅱ」の開発に至りました。
「Anker GaN Ⅱ」は、電源ICと回路設計に革新を起こし、GaNの持つ力をさらに引き出したAnkerの独自技術です。
米国Power Integrations社が提供する最新の電源IC「InnoSwitch 4」や「InnoSwitch 3-Pro」を採用し、スイッチング周波数を高めて電子部品を省サイズ化するとともに、高周波化に伴って発生する熱やEMI（ノイズ）を内部基板部品の立体位置と回路構造の最適化によって抑えることで、結果として厳しい安全基準を満たしながら更なる充電器の小型化に成功しました。
この新技術を搭載したUSB急速充電器の第一弾を飾るのが「Anker Nano Ⅱ 45W」。一般的な45W出力の充電器と比べて約35%の小型化を実現し、サイズ約35×38×41mm、重さ約68gという超コンパクト&超軽量設計ながら、スマートフォンからノートPCまで幅広い機器を急速充電することができます。折りたたみ式プラグを採用することで携帯性をさらに高めた他、国際的な安全規格であるIEC 62368-1に準拠する高い安全性も備えています。
また、今夏には30Ｗおよび65Ｗモデルの発売も予定しているとのことです。
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